コース6加太浦八景を訪ねる

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和歌山市エリア, おすすめ, 万葉故地

妹が島・形見の浦

和歌山市加太の港の目の前にゆったりと二並ぶ友ケ島(実際には四つの島から成っています)を「妹が島」と歌ったのでしょう。「形見の浦」は「妹が島」内のいずれかの浦を指します。一説に現在の加太(万葉時代の賀太)の浦を指すと考えられてもいますが、歌の語構成からみて「妹が島と形見の浦」と解することは無理で、「妹が島の形見の浦」と解せられます。

 刈り舟沖漕ぎらしいもが島 形見かたみの浦にたづかける見ゆ

(大意) 藻(海藻)を刈る舟が沖から妹が島に近づいてくるらしい。(それを察知して)鶴が飛び立って妹が島の形見の浦辺りを飛び翔っているのが見える。

(巻七、一一九九)

 平成29・30年度文化庁文化芸術振興費補助金

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