コース 5紀伊国府と古墳群

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和歌山市エリア, 遺跡

鳴滝遺跡

古墳時代の巨大倉庫群遺跡で、和泉山脈の南麓の丘陵を削平したうえで、西側に5棟、東に2棟掘立柱建物が整然と配置され、最大のものは10×8mの建物が見つかりました。5世紀前半から中頃のきわめて短期間に存在し、柱を抜き取っていることから人為的に壊されたようです。だれが作ったかは意見が分かれますが、紀の川北岸の湊や道路を考えるとき、知っておきたい遺跡です。なお、建物の復元模型と遺物は県立紀伊風土記の丘に展示されています。

 平成29、30年度文化庁文化芸術振興費補助金

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