橋本市エリア, 万葉故地
橋本駅から奈良方面に向かい大和街道を歩いて5分ほどのところに、妻の社(つまのもり)があります。 小さな祠と大きな木があります。
紀伊国に止まず通はむ妻の社 妻寄しこせね妻といひながら 一に云ふ、妻賜はにも妻といひながら (大意)紀伊国に絶えず通って来よう。だから妻の社の神よ、私に妻を賜へ。妻という名をお持ちなのだから。 ※大宝元年の紀伊国行幸の折の作です。「妻」という言葉を連ねて、言葉遊びを楽しみながらその土地への挨拶をした、旅での土地讃めの歌です。 |
(巻九、一六七九) |
妻社(つまのもり 橋本市妻)
大宝元年辛丑の冬十月に、太上天皇・大行天皇、紀伊国に幸す時の歌十三首
大意紀伊国に絶えず通って来よう。だから妻の社の神よ、私に妻を賜へ。妻という名をお持ちなのだから。
※「妻」という言葉を連ねて、言葉遊びを楽しみながらその土地への挨拶をした、旅での土地讃めの歌です。
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