橋本市エリア, 万葉故地
真土山を越えると紀の川の流れは広々と広がりますが、そのあたりの河原を言います。現在、橋本市隅田という地名があり、これは「スダ」と読みますが、「隅」は「スミ」と読めますので、現在のスダは、万葉集時代にはスミダと呼ばれていたのでしょう。近くには「隅田八幡神社」があり、「隅田八幡宮人物画像鏡」で有名です。
真土山夕越え行きて廬前の角太河原にひとりかも寝む (大意)真土山を夕方に越えて行って、廬前の角太河原で独りで寝ることであろうか。 |
(巻三、二九八、 |
角太河原(すみだがわら 橋本市隅田町) 真土山を越えると紀の川の流れは広々と広がりますが、そのあたりの河原を言います。現在、橋本市隅田という地名があり、これは「スダ」と読みますが、「隅」は「スミ」と読めますので、現在のスダは、万葉集時代にはスミダと呼ばれていたのでしょう。近くには「隅田八幡神社」(スポット4参照)があり、「隅田八幡宮人物画像鏡」で有名です。
大意真土山を夕方に越えて行って、廬前の角太河原で独りで寝ることであろうか。
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